わたしらしいまじめさで適当に生きる
大げさに言うと、1学期が終わる頃から、2学期が始まるのが憂鬱でした。
夏休みの間に教育現場での指導計画を立てなければ!と思い込んでいて、でもなかなか思うように自宅で仕事ができなくて、いつも通りのぎりぎりで新学期を迎えたけど、
…あれ?
たのしい*(^o^)/*です。
ほんとに不思議だけど、完璧にやらなきゃとか、ちゃんとやらなきゃとか考えてると楽しむことが後回しになっちゃう。
そして結果的に、なんだか疲れちゃって、いつも焦っていて満たされなくて、どうせ私なんか…の思考になってしまう。
だけど、完璧じゃなくていい、ちゃんとやらなくていい、自分らしくやればいい、と気楽に考えると、授業が楽しくて、子供達の反応もいい。
本当に不思議。
1学期のときから、ものすごいおとなしいクラスがあって、みんな真面目でいい子達なんだけど、歌声がとても小さくて、話しかけても反応が薄すぎて会話がほとんど成立しない感じだったんだけど、2学期に入ってから、なんかちょっと変わって、今日は急にスイッチが入ったような大きな歌声で、ほんとにほんとにびっくりして嬉しかった。
そして、生き生きした表情でわたしの話を聞いてくれて返事をしてくれる。
なんだこれ!です。
私の考え方ひとつでこんなに変わるものなのかな。
ただ、気負わずやる、頑張らない、なんなら適当にやるくらいの気持ちでいたら、うまくいった。
今まで、どうでもいいことを気にして生きていました。
そのほとんどは、評価されたい、負けたくない、が根っこです。
その感情をもっともっと手放したい。
どうしたら自分がたのしいのかを、もっと貪欲に考えたいです。
今まで、子供に同じフレーズを何回も歌わせるのに抵抗がありました。
同じところを何回も歌いたくないな、やだなって思われるかな。。と気にしていたんです。
だけど、出来ないところはできるまでやったほうがいい!という私の信念をぶつけて、同じ箇所をできるまで何度も歌わせました。
そしたら、みんな文句言わずに何度も歌うし、なんなら譜面に書き込みしたりしてるし、結果的にちゃんと歌えるようになった。なんだあ、子供たちに対してわたしの作りたい音楽を思いっきりぶつけてもいいんだ、と気がつきました。
ほんとに世界はシンプルですね。
これからもっと自分の気持ちを常に優先しなくては。自分の気持ちを押し込めていたら、自分が本当はどうしたいのかわからなくなってしまう。ちゃんとやらなきゃ認めてもらえない、とか、嫌われたくないと思っていたから、やりたくないことを頑張っていて、でもやりたくないからうまくいかなかったりストレスに感じたり。やりたくなければ、やらない。やりたいことをやる。当たり前みたいなことなのに、意識しないとまだできないけど。もっともっと自己中に生きよう、まわりに迷惑をかけようと思いました。
そして、月末の学内音楽会が、悩みの種から楽しみに変わりました♩